納まりや素材を標準化すれば、設計図面の枚数を減らすこと、現場での間違い、手戻り等をなくすことができ、その結果、工期短縮(標準工期5ヶ月)や、適正な設計料・施工費でシンプルでデザインのよい建物や空間ができあがると考えています。
また、「桜×鯰」では、「国産のスギ、ヒノキ」「丸太から調達した桜、クリ、クスなど広葉樹」「しっくい」「和紙壁紙」など、事前に産地に出かけ自分達の目で見て納得した自然由来の素材を適材適所に使うようにしています。
その素材を使って、構造(耐震)・防火の専門家でもある桜設計集団の設計者が、安全に十分配慮した木造住宅を設計し、それを若くて頼もしい鯰組の大工たちが、かたちにしていきます。
この協同プロジェクトにおいて、これまで2棟の建物が完成し、これから3棟目の住宅の建設がはじまります。
このブログにて、建物ができていく過程を紹介しながら「桜×鯰」の取り組みをお伝えしていきたいと思います。
建て主、設計者、施工者、材料供給者など、ものづくりにかかわるみんながハッピーになるちょっと素敵な取り組みをどうぞご覧になってください。
桜設計集団 安井昇
スギのはりと床板(桜×鯰 1棟目) |
ヒノキの独立柱に子供の背の高さを記録(桜×鯰 1棟目) |
シンプルな建物形状(桜×鯰 1棟目) |